私は前は、いつも心の中が不安と孤独でいっぱいでした。
そのきっかけになったのは、私が2歳の時。
お母さんが劇症肝炎という7割の人が亡くなる病気になって入退院を繰り返すようになりました。
小さな私は「うちのお母さんは早く死んじゃうんだ」と思い、とにかく怖かった。
毎晩一緒に寝ながら、「横に寝ているお母さんの体が明日の朝目が覚めたら冷たくなっていたらどうしよう・・・」
そんなことを想像しては怖くて怖くて、いつも布団の中で泣いていました。
でも、そのことはお母さんには言わない。
それを言って、心配させて心労になったら、お母さんが死ぬのがもっと早くなってしまうんじゃないか?
それがよっぽど怖い。
そして小さい私は、「絶対にお母さんを疲れさせない」ということを決断しました。
だから、それ以降は一緒にスーパーにいっても「お母さん、持つよ」と重い荷物を持とうとする。
家族で晩御飯の後、学校の友達もTV観てるし本当は私も観たい、と思うけど、お皿洗いやお手伝いをする。
学校で友達とケンかしても、進路に悩んでも親には絶対に相談しない。
泣くのはいつも、トイレかお風呂か一人の時だけ。
そんな風にして育ち、「千春は反抗期がなかったね」とお母さんには言われました。
ただ、困った事に、その人に相談できないパターンを、他の人間関係でも無意識で繰り返してしまう。
だから、自分が困った時、助けたいときに友達に言えない。
「だいじょうぶ?」って聞かれたら、笑顔で「だいじょうぶ」と答えてしまう。
だから、周りに友達はいっぱいいても、いつも心の中は不安で孤独でした。
ただ、就職して仕事をするようになってくるとそのパターンが限界に。
自分の結果だけでなく、後輩の結果も出させてあげないといけないし、上司の期待にも応えないといけない。
そんなプレッシャーの中、本当は自信がないし、毎日不安でいっぱい。
でも、それを一緒に住んでいた彼氏にも相談できず、でも苦しくて1人でいると涙が溢れる、そんなことが1年くらい続いた時がありました。
「私やばい」と思って、一生懸命、いろんな本を読んでみたり、講演会を聞きに行ったり、ヨガをしてみたりするけど、
一時的には心が落ち着いたとしても、また日常が始まれば心の中はブレブレ。
「もう、どうしたらいいのかわからない!!誰か助けて!!」
そんな絶望の時に、私はnTechと出会いました。
そこでは言っていました。
「人間は苦しむようになっている。それは人間が脳の観点に固定されているから。そこから自由になった時に一切の不安苦しみから解放される」と。
はじめは、「そんなの無理だろう」と思っていたけど、nTechを学んでいる人たちを触れる中で、「もしかしたらここには何かあるかも」と思い、私は勇気を振り絞って、nTechの開発者の人がやっている研修に参加しました。
そしたら、その研修では、私が他では全く聞いたことがない、人間の不安がなぜ起こるのか、人間の意識の作動原理、宇宙の作動原理をたった一つの美しい数式で全部整理していました。
すごいっっ!!!なんて美しいんだろう。
毎日新鮮な講義で感動が溢れました。
そして、その講義が私の中で理解としてつながったある日、私の人生を大反転する大事件が起きました。
目を開けたままで、自分が観ている自分と自分の宇宙が消えたのです。
そして、無いところから、この現実が立ち上がる仕組みがシミュレーションの様な形で全部理解ができ、私は本当の自分と出会いました。
その瞬間、今まで自分の心の中にあった不安や孤独が、固い氷が春の温かい日差しで解ける様にスーーーーーっと溶けていって、
私は今まで感じた事のないような安心感と感動が自分の深いところから湧き上がってくるのを感じました。
ああ、こういうことだったんだ!!
涙が溢れてとまりませんでした。
そして、それが、私だけではなく、その研修に参加していた受講生60人すべてに起こっているのをみた時、私は思いました。
ああ、この新しい教育によって、これから人間は不安や苦しみが一切ない生き方が出来るんだ。
その新しい人間の尊厳が花開く時代がこの日本から始まるんだ。
と。
だから、私は今、この教育を日本からグローバルスタンダードにして、全世界の人を感動させる新しい歴史を日本人の皆と一緒に創っていきたいと思っています。
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