クライアントのAさんから、こんな相談を受けたことがありました。
Aさん:「今の仕事は正社員でボーナスもあるし安定してるんだけど、一生やりたい仕事か?っていうとそうじゃないんです。仕事って、毎日の中の大部分を占めるものだし、人生は一度きりだから、私は本当に自分が心からやりたいことを仕事にしたい。だから、本当にやりたいことなら、給料下がったとしてもやろう!って決めたんです。でもやっぱりちょっと不安なんですよね~」
さあ、あなたはどう思いますか?
「仕事」とはいったい何でしょうか?
「お金」とはいったい何でしょうか?
私は、「仕事」とは「問題解決」だと思います。
誰かが困っている何らかの問題を解決してくれるから、人はそこに価値を見出し、「この問題が解決できるんだったら」と、そこにお金を払うわけです。
例えば、真夏の暑い日に喉がカラカラだったら、その暑さを解決したくて冷たいジュースにお金を払いますよね。
病気になったら、それを解決して欲しいから、自分より病気のことに知識があるお医者さんに行き、お金を払って診療して薬を処方してもらう訳です。
そして、人はより自分が困っていることを解決してくれることに対して、高い価値を感じる為、自分にとって深刻な問題を解決してくれればくれるほど、そこにお金を支払います。
つまり、あなたの仕事が
より多くの人の問題、悩みを解決できれば出来るほど、
解決できる問題が多ければ多いほど、
相手にとってより深刻な問題を解決できれば出来るほど、
相手に喜んでもらえ、あなたの仕事にはお金が支払われるのです。
だから、あなたが心からやりたい仕事が見つかったのなら、全身全霊をかけて本気でその仕事に取り組みましょう。
どうしたら、相手の問題を解決することができるのか、その問題解決の深さは?精度は?スピードは? 常に自問自答しながら進化を追及しましょう。
「いやいや、雇われだから、自分が頑張っても給料は変化しないよ」という人もいるかもしれません。
でも、本当にそうでしょうか?
あなたの仕事での生産物が本当に価値高いものであるならば、例え雇われの身だったとしても、そこで実績を残して更なるステップアップの道を切り開けたり、そこで生み出したアイデアを元に自分でビジネスを始める、など、どれだけでも可能性はあるはずです。
遠慮しなくていいのです。
心からやりたい仕事を、ぜひ本気でやってください。
そうすれば、お金はついてきます。
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