あなたの「好き」「嫌い」という判断基準は、いつつくられたのでしょうか?
判断基準は、生まれた瞬間から備わっているわけではありません。
生まれた後で後天的に5感覚から脳に入った情報データの蓄積によってつくられたもので、単純に脳の認識作用の結果でしかないと言えます。
例えば、生まれた瞬間から反日だった、嫌韓だった、という人はいないように、主には教育と目で字後言う外部環境からの影響によって、「反日」あるいは「嫌韓」という観点が作られていきます。
人間の脳は、一度そのような観点が出来上がってしまったら、そのイメージに固定されてしまい、その観点をほどくことは簡単ではありません。
よく「第一印象が大事」といわれますが、これは過去とつなげて認識するという脳の認識の癖によって、最初にインプットされたイメージに縛られてしまうからです。
一度知ってしまったことは、自分にとって絶対正しい真実となり、その「自分の知っている世界」から自由になれないことが、人間の心の特徴なのです。
この特長により、コミュニケーションのずズレ、人間関係の摩擦や衝突をはじめ、多様な問題が生まれています。
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