私は昔、いつも心の中が不安でいっぱいでした。
これは今だからわかったことだけど、実はそれが始まったのは私が2歳の時。
私の母は劇症肝炎を発症し、入退院を繰り返すようになりました。
小さい私は、「うちのお母さん早く死んじゃうんだ」と思うと怖くて怖くて。。。
いつも夜、母の隣で眠りながら、明日朝起きたら隣にいるお母さんの体が冷たくなってたらどうしよう。。。。
それが怖くて、布団の中で毎日こっそり泣きました。
でも、お母さんにはそれは言わない。
そんなこと言って、もっと心労かけて更に死ぬのが早くなってしまったらどうしよう、と思うと、その方がよっぽど怖かった。
そこで、私は決めた。母には絶対心配かけない、と。
だから、学校で友達とうまくいかなくても、進路のことで悩んでも、泣くときはいつもトイレかオフか一人の時。
親にはいいことしか言わない。
そうやって育って、お母さんには「千春は反抗期がなかったね」と言われて育ちました。
でも、困ったことに、その相手に心配をかけまいとして1人で我慢するパターンを、他の人間関係でも繰り返すようになりました。
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