グレートリセットの本質とは?

こんにちは。
ページに訪問ありがとうございます。

最近、身近な日用品、食品が値上がりしていますね。
コロナパンデミックにより、世界では各国で政府が救済措置としてお金を刷りばらまきましたが、FRBがそれを回収しなければならないため金利をあげ、これから世界中で物価はあがるけど給料は上がらないスタグフレーション(恐慌の一歩手前の状態)が来ると言われています。

そして、ここ数日では、ロシアのウクライナ侵攻。
この背景には、共産主義 vs.自由主義のプレートの構造があります。
21世紀になって、未だ私たち人間はイデオロギーの違いを武力を持ってしか解決できないのでしょうか?

私たちは、これらの問題をどう解決したらいいのでしょうか?

先月開催された世界経済フォーラムであるダボス会議では、クラウス・シュワブ会長が、「グレートリセット」の必要性を語り、以下のように語っています。


グレートリセットとは、これまで以上に持続可能で公平な世界経済を早急に作り上げるべきだという考え方です。今日の私たちの社会・経済システムは、新型コロナウイルス感染症によるパンデミック以前からすでに限界に達しようとしていました。(中略)物質的成長や目先の経済的利益へ過度に依存してきたことによって、経済システムは活力を失いつつあります。

(中略)

こうした状況から明らかになったのは、私たちの生き方、働き方、互いの交流のあり方を変える必要があるということに他なりません。つまり、持続可能性(sustainability)と包摂性(inclusivity)と回復力(resilience)を、決して付け足しではなく中心に据えた新たな経済システムを採用すること、すなわちグレート・リセットが求められているのです。

https://www.foresight.ext.hitachi.co.jp/_ct/17465968

また、1月17〜21日にオンラインで開催された「ダボス・アジェンダ」で特別演説をした岸田文雄総理は、下記のように語っており、今までをリセットして新しい資本主義に変わる方向性に向いています。


私が目指す“新しい資本主義”では、日本の経済社会が直面する歴史的挑戦の全体像を国民に分かりやすく示します。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100291106.pdf


このままいくと、地球温暖化により地球の温度が2度あがり、2050年には人類が住めない地球になるという調査発表がでており、人類滅亡もささやかれる今、
今まで私たちがおこなってきたことの延長線上に私たち人類が生き残ることができる未来はありません。
ダボス会議でいっているような「グレートリセット」が必然のタイミングにきています。
ただ、それは簡単なことではありません。

このグレートリセットを実際に具現化するには、表面的な変化ではなく、根本からの本質的なグレートリセットが必須です。


ではそんな大事件はどのように起こすことができるのでしょうか?

今までの歴史的な3点の大事件をみながらそれを考察していきたいと思います。

①政治的大事件
~明治維新と太平洋戦争~

今までの歴史上における政治的な大事件としてあげられることに、日本の明治維新と太平洋戦争があります。
当時は白人至上主義で、黒人、黄色人種に対する人種差別もひどい時代でした。そんな時、アジアの小国、日本の侍たちが、今まで命以上に大事にしてきた刀を置いて、西洋に徹底的に学び、西洋が何百年もかけて成し遂げた産業革命をわずか数十年で行い、西洋を越える戦闘機、ゼロ戦までつくって、「アジアの発展をアジアでやりたい」と大東亜共栄圏というスローガンを掲げて一気にアジアに勢力をひろげました。
その結果、それを脅威に思った西洋列強は日本を徹底的に潰し、日本が第2次世界大戦に敗れ日本の夢がつぶれた結果、共産主義vs自由主義のプレートがより鮮明になりました。
それ以降、この世界は共産主義vs自由主義のプレートの上にすべてがのって動いています。

②技術的大事件
~原爆の開発~

私たち人間は、科学技術を進化させ、その叡智を結集させた結果、一気に何十万もの人を殺傷できる原子爆弾を生み出しました。
世界で唯一この原爆を経験し、約50万人が亡くなったのが日本です。

③生活的大事件
~PC、スマートフォン~

もともと半導体の開発を日本企業が世界牽引してやっていましたが、脅威に感じた西洋による半導体協定などの取り決めにより、日本の半導体産業は打撃を受けました。そして、アメリカが半導体戦争を有利に進め、PCとスマートフォンの開発を行いました。PCとスマートフォンの登場により、それまでの多くの電化製品がこの1つで賄えるようになり、一人一人が世界とつながることができるようになり、産業構造を大きく変化させました。

この3つの大事件には、すべて日本が関わっています。
そして、侍が命以上に大事にした刀をおき、今までのすべてをリセットして、西洋以上のモノづくりをしたように、根本からのリセットを今までも成し遂げてきたのがに日本です

では、これらの3つの大事件を越える大事件をこえ、すべてをリセットできるグレートリセットとは何でしょうか?
そしてその本質とはどういったものなのでしょうか?


2022年、2023年におこるグレートリセットとは、人類700万年の脳の時代を終わりにさせる教育的大事件によって起こります。

そして、その本質は、「観点を変えていく」ことにあります。

今までの文化文明を変えるには、それが何によってなりたっているのかを見ていく必要があります。
文化文明は興味関心から始まります。
興味関心があるところに対して意志がうまれ、意志がうまれたところに対し人は実践行動をします。そして、実践行動をした分野が開発され文化文明がつくられます。
つまり、今までの興味関心の結果が今の物質文明です。

ただ、この文化文明が限界に来ています。

今まで私たち人間は、物質の現実・環境を変えることに興味関心を持っていました。
でも、今必要なのは、この興味関心を変えることです。
では、興味関心を変えるにはどうしたらいいのでしょうか?
それは、興味関心を変えること。

興味関心は観察から始まります。

今まで私たちは人間の5感と脳を使って行っています。
ただ、その観察道具が不完全だとしたらどうでしょうか?
そう、私たち人間の5感覚と脳に不完全性があります。
そして、1分1秒たりとも同じ画面をみることができないので、個人の観点はバラバラです。

つまり、私たちは今まで人類700万年間、ずっと不完全な人間5感覚の脳の観点、そしてそれぞれの判断基準1つに固定された状態でした。

グレートリセットの本質は、物質の現実・環境を変えるではなく、観点が生まれる仕組みを観察できるポジションに立って、自分の観点を観察し、一人一人が観点を変えることができるようになることです。

観点を1個から違う観点1個に変えるのではなく、観点1=∞=0になる。
観点 0個∞個1個がイコールになる

これにより、私たち人間は、知ってる世界から自由になることができ、知ってる世界を楽しむことができる「心感覚」を得ることができます。

それにより下記3つのグレートリセットを起こします。
①資本主義のグレートリセット
王様の時代は、王様の観点1個だけを採用し、生産手段を国=王様だけが所有する全体主義の時代でした。その後、革命がおこり、今は資本家たちが生産手段を持つ時代。これでは、支配者と被支配者の構造は変わりません。観点を0=∞=1が活用できるようになった個人は、誰もが生産手段をもつことができるようになります。

②民主主義のグレートリセット
人類の歴史は、観点、判断基準がバラバラな状態の無秩序をどう秩序化するか?という歴史でした。
その過程で、王の時代は、王様が主権を持っていて、王様の観点1個に合わせ、それ以外の人の観点は殺した全体主義の時代でした。
今は、主権が国民に移動し、誰もが選挙でリーダーを選べるようになりました。
しかし、国民の選挙ばなれ、組織票の問題など、いろんな問題が山積みで、本当の意味で個人個人が主権をもっているといえる民主主義の実現には至っていません。

0=∞=1が活用できるようになった個人は 自分と自分の宇宙を統制することができ、誰もが自分の意思決定に対し、主体性、能動性を発揮するようになり、一人一人が自らの宇宙に対して主権を持つことができるようになる、尊厳民主主義をはじめることができるようになります。

③個人主義のグレートリセット
王様の船体主義に対し、その問題を解決すべく今は個人主義の時代ですが、個人の観点・判断基準があり、それがバラバラな状態での個人主義は、誰もが孤独にさいなまれ、格差がおき、映画ジョーカーのような事件が多発している現状があります。

0=∞=1が活用できるようになった個人は 、個人がないことが明確に理解し、観点の障壁をこえた共同体をつくることができ、シナジー効果をおこしながら終わりなく進化する共同体をつくっていくことができます。


人間の観点を0=∞=1に変化させることができる 認識技術(nTech)は、多くの未熟もありましたが26年の開発期を通過し、現在誰もが理解できる教育体系が整いました。私も10年以上前から開発に携わり、自身の変化の実感とともに、このコンテンツがグレートリセットに貢献できるものである確信があります。

「私たち日本の仕事」
今からは、この認識技術(n-Tech)を使える人の量産によって、私たちは人類700万年間ずっと悩み続けた観点の問題を終わりにさせることができます。暴力、財力で、我慢しながら秩序を創る時代が終わります。
個人主義の時代が終わり、共同体主義の時代がはじまります。

それは、観点が∞でも、それを一つ残らずゼロかすることができ、その人たちが宇宙のロゴスをわかってチームプレーを楽しむ時代。
自分の観点に執着せず、他人の観点を受け入れ、融合する美学を追求する時代です。

日本は「令和」という元号(Beautiful Hearmony)を発表しました。それは、すべての存在が調和した美しい状態。

詳しくは話し出すとセミナーになってしまうので、ここでは語り切れませんが、興味を持った方は、Noh Jesu氏が開催するマスター1デイセミナーを体験してもらえたらと思います。
すべての人に知ってもらいたい内容です。







    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA