強力なチームプレーを築くには?①


人間は、1人では何もできない。ソーシャルな存在だ。
ただ、ソーシャルな存在と言った時に、問題がうまれる。
人間ひとり一人は違った判断基準、観点を持っているということ。

だから、私たち人間の歴史は、「バラバラな判断基準をどのようにまとめてチームプレーをすることが出来るのか?」という問いと共にあった。
観点がバラバラだけど、みんなで何かをするには団結が必要。

狩猟採集時代だったら、動物が攻めてきた時。家族が食べていくのに十分な食料を得ようと狩りをする時。
農業できるようになり、多くの人で農業をするようになった時。隣の国が攻めてきた時。
当時は、バラバラな判断基準をまとめるために、人は宗教を生み出し、神を信じることによって、個人の観点、判断基準を0化させ、秩序をつくった。そして、神から選ばれた王の観点判断基準を優先し、それ以外の人の判断基準は無視した。暴力的に多様な観点を観点1つにまとめ、それに皆が従う時代。
しかし、それでは王様、教会だけが私腹を肥やし、他の人は王様の所有物で、引っ越しの自由も結婚の自由もなく、多様な問題があった。

そんな人々が暗鬱としている時代に登場したのが、勇気あるデカルト。
彼は「信じるな!全てを疑え!」と、疑うことからスタートした。
彼がつくったxyz軸の座標軸は革新的!!
盲目的に神を信じた時代から、誰も客観的に理解ができ、活用できる科学が発展し、産業社会が開かれ、それにより人々の生活は激変していく。
王様の観点1つに従うことに反発し、フランス革命はじめ多くの市民革命がおこり、誰もが自分の観点を大事にする、観点∞の時代がスタート。
ただ、はじめはよかった観点∞の時代も、王様の暴力による権力がお金による財力に移動しただけで、貧富の差は相変わらず存在し、お金を持っている人に人々が従う時代になる。
そして、ひとり一人の判断基準はバラバラだから、みんな孤独。映画「JOKERR」のように、私たち一人一人の中には孤独と絶望、そして憤怒が渦巻き、世界中で、鬱、自殺、殺人、争い、テロが終わらない。
競争社会の中で、人と人が心から協力し合うことが難しい。人間関係の多くは損得勘定。

科学技術を駆使して、私たち人間はAIまで生み出したけれども、生活は便利になる一方で、人間のIQを遥かに凌駕するAIが活躍するようになるこの時代。

歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリ氏は、人間の生きる意味価値が問われ、人間の尊厳性破壊の問題や、AIを活用することができる超一部の特権階級とそれ以外の格差が今まで以上にひどくなり、無用者階級が溢れる可能性があることに警笛をならしている。
そして、コロナのパンデミックにより、世界中で感染の不安、経済の不安、心の不安が萬栄。

私たちは、この観点∞の孤独時代、AI時代、心の不安時代をどうこえていったらいいのか?

どうしたら、自分が大好き、人が大好き、今ここが最高に満たされ、人間の尊厳が花開くのか?
どうしたら、コロナパンデミックをおさめることができるのか?
AI時代の次を牽引していく新しい産業とは一体何なのか?

今は歴史が大きく変わる時。

次のblogでは、これらの問題に対し、日本からうまれた解決策について語ります(*^^*)

今日も読んでくださってありがとうございました。










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